サルコペニアの新たな定義と指標!ーヨーロッパからの最新の報告ー
専門職向け記事
仕事中の運動量が心筋梗塞に影響する?!
およそ1万人の従業員を対象とした研究では、仕事中の活動量と心筋梗塞の発症に関連がありませんでした。若者に限ると、荷物を持ち運ぶ仕事などはリスクを下げる可能性があるようです。
働きすぎは不整脈のリスクかも?!
長時間働いている人は、不整脈のひとつである「心房細動」の発生率が高いことが分かりました。ライフワークバランスを意識的にコントロールできると、不整脈のリスクも下がるかもしれません。
血糖コントロールは将来の運動能力に影響する?!-フィンランドからの報告-
平均年齢70歳の男女約1,000人を対象とした調査の結果、血糖のコントロールが難しいと運動能力が下がりやすい可能性が示されました。立ち座り体操などを通して、運動能力の低下を予防しましょう。
栄養失調とフレイルはとなり合わせ??
10本の論文をまとめた5,447人のデータより、栄養失調の人の3人に2人がフレイルだったものの、フレイルな人のうち栄養失調な人は10%しかいないことが分かりました。
運動量を増やすと心不全のリスクが下がる!!-6年間の調査から-
1万人以上の中高年者を対象に6年間追跡調査を行ったところ、運動量を維持できている人はもちろんのこと、調査期間中に運動量が増えた人も心不全のリスクが下がることが分かりました!
高齢者の筋トレにプロテインやサプリメントは効果なし??-複数の研究をまとめた結果から-
15の研究をまとめたところ、高齢者ではサプリメントを飲んでも筋トレの効果を増大させない可能性が示されました。サプリメントの効果は専門家の間でも未だ意見が分かれるようです。
座りすぎは心臓病・がん・糖尿病のリスク!?ー34の研究からー
34の研究結果をまとめたところ、あらゆる原因による死亡や心臓病による死亡のリスクを高めることが分かりました。別の報告では、日本人は座っている時間が長いことも指摘されています。
あなたの身の回りにもサルコペニアが潜んでいる!?ー最新の報告からー
2018年までに報告された結果をまとめたところ、高齢者のサルコペニアの有病率は12.9%でした。握力はサルコペニアの評価項目の1つです。ぜひ1度測ってみてはいかがでしょうか?